Buddhānu sāsanam

ブッダの教え

2013年3月30日土曜日

ブログを移行します。

下記にブログを移行します。 m(_ _)m
Vayadhammā saṅkhārā appamādena sampādethā
投稿者 ごろた石 時刻: 0:59 0 件のコメント:
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Sabbe dhammā nālaṃ abhinivesāyā
何物も、私、私の物と執着するべきでは無い

このブログを、我が娘の結花に捧げます。
結花の「心」が、理性と慈しみに溢れ
幸せでありますように。
⇒ ⇒ 娘に捧ぐ       ごろた石てつや

コンセプト

ブッダの教えを「理解」する為に、ブッダの教えを忠実に継承する事に尽力しているテーラワーダ仏教より長老達のお言葉を抜粋させて頂いております。

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仏教は、信仰ではなく、理性で、理解して、確り、確かめて、確信する。ものです。

仏教は、手を併せてお願いする信仰では無く、

・ブッダの教えを、理性で、理解、
 調査、納得する事。
・人はいとも簡単に死ぬ事を。理解する。
・生命として、「慈しみ」と「理性」を育て
 人格を完成し、道徳的に、生きる事。
・冥想修行に於いて、心と身体を観察し
 感情の揺れを捨て、思考を止めて
 禅定(集中)し、智慧を発見する事。
・日常の生活の睡眠、排泄を含めた
 全ての行動の中で、心と身体を観察し
 感情の揺れ(捏造、妄想、怒り、
 酔い痴れる、等)が発生した瞬間に
 その感情を捨て、心を揺らさず 
 道徳を守り、心を平安に保つ事。
・最終目的は、真理(苦、無常、無我)
 の智慧を発見して、悟る事。

その為に、日々、今この瞬間、瞬間、念(sati)を入れて、精進するものです。

<理性>
本能や感情に支配されず、
道理に基づいて、冷静に思考し、冷静に判断する、能力。
<観察>
物事の状態や、変化を、
当事者ではなく、第三者の立場から、
客観的に、冷静に、注意深く、
見て、調べる。こと。

戒め

人々は、本当の所は真理や心の安らぎを探している訳では無く
只、日常生活のトラブルの反動で、精神的な事も探求して見たくなる。

仏道を歩んで幾らか心が落ち着いて来ると、
又、自我を肯定する道を探し始める。

人間には、そう言う弱みがある事も
自覚しておく事。

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心に生ずるものは何であれ、手放す様にして下さい。
賞賛や見返りを期待してはいけません。

もし、少しだけ手放すのなら、
貴方は、少しだけ平安を得るでしょう。

もし、多くの物を手放すのなら、
貴方は、多くの平安を得るでしょう。

もし、あらゆる物を手放すのなら、
貴方は、完全な平安と自由を知るでしょう。

その時、
この世界に於ける貴方の戦いは、終わりを告げる事になるのです。

仏教を学ぶ上で注意する事

・理性で、説法の内容を分析する事。
 (明晰に理解していないのに、
  他人の話を直ぐに信じてしまうことは
  愚かである)
・自分が実践していない事を、
 他人に説いてはいけない。
・物知り屋だと他人に褒めて貰いたくて
 学んではいけない。
・只の知識欲に刺激を与える為に
 学んではいけない。

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「カーラーマ経」には、仏教を信奉する上での自由が述べられています。

(1)長く言い伝えて来たからといって信じてはいけ無い。
(2)長く伝承されてきたからといって信じてはいけ無い。
(3)評判になっているからといって信じてはいけ無い。
(4)教本の中にあるからといって信じてはいけ無い。
(5)誰かの教えが論理的に正しくても、その理論自体が誤りであったり、理論の用い方が誤っている事もあるので、直ぐには信じてはいけ無い。
(6)意味的に理論に合っているからといって信じてはいけ無い。
(7)常識と呼ばれる気軽に考える習慣に従って信じてはいけ無い。
(8)自分の見解に耐えられるからといって信じてはいけ無い。
(9)話す人の言葉や態度が信頼できそうだからといって信じてはいけ無い。
(10)話しているサマナ(出家)が自分の先生でも信じてはいけ無い。

これを良く理解して、いま挙げた十の理由で、簡単に信じてしまわ無い様にして下さい。
しかし、ここで申し上げたいのは、ブッダは、先に挙げた十種類の物に関わるなと禁じてはいません。
十分熟慮する資料として、話を聞いてもいいし、噂を聞いてもいいのです。
しかし直ぐには信じ無いで、それで
苦を無くす事が出来るかどうか熟慮して、

もし苦しみが無くなりそうなら、取りあえず実践してみて、
真実である事が証明されてから、
それから信じなさいと教えています。

ろうそく(智慧-Paññā と 捨-Upekkhā)

仏教徒は大抵、智慧を光に例えます。

ブッダに蝋燭(ろうそく)の灯を捧げる時には、心の中で法と智慧の光の事を良く考え、静かに「私に智慧の光が現れますように」と望むのです。

蝋燭が少しずつ短くなり、やがて灯が消えてしまうのを観察し、「永遠のものは何も無い。私も少しずつ歳をとっていつかは死ぬ。

生きている間に、
慈しみと理性で人格を完成し、道徳を守り、お布施をし、心を清らかにしよう」と考えるのです。

また、揺らがずにしんしんと燃える炎は、
怒り、欲望、妄想による心の揺れ(渇愛、無明、執着)を捨てた、
揺れない心を、表しております。

スマナサーラ長老との出会い。

今まで苦労して積み重ねて来た人生を、身内に根底からひっくり返され、家族と財産を含めて全てを失った10日後の2010年1月2日に梅田の紀伊国屋書店で「怒らないこと」に出会い、人生で培った私の常識、思考が根底から間違っていた事を叩きつけられました。

本に書かれていたのは、私そのものです。
私に欠落していた物は、慈しみと理性です。

ブッダに、生命としての道を照らして頂きました。
無明を引きずりながら前に進んで、生命として精進して参ります。

この本に出会っていなければ、
今ここに、私は居ません。

Namo Tassa Bhagavato Arahato
Sammā Sambuddhass

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2011年12月11日
マーヤーデービー精舎から新大阪駅まで、スマナサーラ長老の車に同席させて頂き、大変貴重な時間を頂きました。

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